ラグランジュの未定乗数法 †
L(x1,x2,・・・,xn,λ)=f(x1,x2,・・・,xn)+λg(x1,x2,・・・,xn) が極値をとること。
L(x1,x2,・・・,xn,λ1,・・,λm)=f(x1,x2,・・・,xn)+λ1g1(x1,x2,・・・,xn)+・・・+λmgm(x1,x2,・・・,xn) が極値をとること。(ただし,m<n ) 楕円に内接する四角形の面積をもとめよ †四角形の面積を f(x,Y) ,楕円に内接するという拘束条件を g(x,y)=0 とおきます。 f(x,y)=4xy g(x,y)=(x/a)^2 + (y/b)^2 -1= 0 ラグランジェ関数 L(x,y,λ)は L = f(x,y)+λ・g(x,y)=4xy+λ・{(x/a)^2 + (y/b)^2 -1} なので、次の三式を x , y , λ を独立変数のように見なしてLをそれぞれで偏微分して0と置き、連立すればよいだけです. 4y+ λ・2x/a^2=0 4y+ λ・2y/b^2=0 (x/a)^2 + (y/b)^2 =1 連立して解けば x=a/√2 y=b/√2 λ=-2ab そこで 最大面積 Smax=2ab (x=a/√2 y=b/√2の時) を得ることができる。 平均一定のもとで、エントロピーを最大とする分布:正規分布 †
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