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*就職活動実態調査 [#d42200e6]
レジェンダ・コーポレーションは6月2日、2010年度入社を目指す[[大学生、大学院生の調査結果を発表>http://www.atmarkit.co.jp/news/200906/02/leggenda09.html]]している。
-調査の対象・方法
調査対象:就職活動をしている23万1800名の学生
調査方法:インターネットアンケート
調査時期:2009年5月13日から19日の1週間
-調査回収
-- 有効回答数は6106人。(男性57.7%、女性42.3%)。(大学生72.8%、大学院生27.2%)
-調査結果(前年度も併せて表記)
入社年度 2009年 2010年
平均エントリー企業数 59.3社 66.4社
説明会参加企業数 23.2社 23.6社
面接参加企業数 11.5社 11.3社
内定獲得数(平均) 1.57社 1.04社
*ベルヌーイ試行の仮定 [#i8752d22]
ここでは、面接に参加した学生が、内定を得る確率をpとして、ベルヌーイ過程と考える。
すなわち、
一回の試行(面接)の成功確率pが一定
個々の試行が独立
と仮定する。これは、サイコロ投げのように、独立にn回試行する状況と同じである。
*二項分布 [#lbe3d095]
個々の試行での成功確率p のとき,N 回のベルヌーイ試行のうちで,x 回成功するとき,その確率変
数x は2項分布に従う.
2項分布の確率関数は、x回成功する確率を表し
p(x) = Pr(X = x) = NCx*p^x*(1 − p)^(N-x)
ただし、 NCx=N!/{x!(N − x)!}
-平均値
--Xの期待値: E[X] = Np
-pの推定
前の実態調査によれば、2010年度入社の学生は、11.3回面接に参加して、平均1.04社の内定を得ている。そこで、1.04=11.3*P から 1回の試行の成功確率は、おおよそp=1/11程度である。一方、2009年度の場合は p=1.57/11.5 であり、大幅に成功確率が低下したことが認められる。
*エクセルで2項分布 [#y5dab816]
エクセルには二項分布を直接計算する関数もあります.
各試行で,事象E(成功)の起こる確率をpとするとき,そのうちN回の試行でx回成功する確率は、BINOMDIST(x, N, p, false)で計算できます。
-例えば、10回サイコロを振って3回1の目がでる確率は、BINOMDIST(3, 10, 1/6, false)=0.15504536
です。
*2010年度入社の場合の内定確率 [#i38f7fb1]
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#ref(syuusyoku-naiteiritsu.JPG)
*2010年度入社と2009年度入社の比較 [#l407b254]
#ref(syuusyoku1.JPG)
#ref(syuusyoku2.JPG)